活動報告:第15回有識者討論会「平成の財政の総括と今後の展望」(5月18日)

実施日:2019年5月18日
テーマ:平成の財政の総括と今後の展望
参加人数:24名
講師:小黒一正氏(法政大学経済学部教授)

※当日の配布資料はこちらからご覧いただけます。
議論の論点

新しい時代「令和」最初の勉強会は財政の研究者である小黒一正教授をお招きし、財政における平成の総括と令和の展望についてお話頂きました。

小黒教授によると、平成は、バブルの崩壊後に生じた経済の長期停滞による税収減少に加え、少子高齢化による社会保障費の増大によって、歳入と歳出のバランスが著しく歪み、結果として政府債務残高が第二次世界大戦終了時と同程度まで膨張した、「財政悪化」の時代でした。令和においては、増税に加え、益々膨らむ社会保障費に対する改革が求められそうです。

講義後、参加者はグループに別れて活発に議論を行いました。

<当日の流れ>
・開会挨拶
・TSEP概要説明(10分)
・有識者による講義(60分)
・休憩(10分)
・グループディスカッション(70分)
・懇親会(60分)

<当日の様子>