活動報告:第34回ビジネス勉強会「BtoBマーケティングの潮流」(8月25日)
実施日:2018年8月25日
テーマ:BtoBマーケティングの潮流
課題図書:余田拓郎著『実践 BtoBマーケティング: 法人営業 成功の条件』
参加人数:14名
発表者:渡辺拓也
※当日の配布資料はこちらからご覧頂けます
中国をはじめとした新興国の技術開発の強化により、世界的な企業間競争が激化している中、いまだ日本には他国企業に比べても技術優位に立つ業界が数多く存在します。
その一方で、日本企業、特に製造業は技術優位性を保っているにもかかわらず、売上高利益率は年々低下を続け、海外の主要企業に比べて収益性の見劣りする企業が多くみられます。
これは一般的に、日本のB to B企業では属人的な営業力に頼る傾向が強く、マーケティングによる市場ニーズへの変化に柔軟に対応できないことが一因と言われています。
本書では、300社にわたる顧客企業の購買活動に対する調査に基づき、属人的営業から組織的マーケティングへ進化させるために必要な要素を抽出することで、B to Bマーケティングの体系的な整理が図られています。
今回の勉強会では、
・個人と法人でのユーザー・購買意思決定者の違い
・組織的マーケティングを実践する上での課題
・組織横断的なマーケティングチームのあるべき姿
等について討議しました。
当日は様々な分野に属する参加者の皆様と話し合うことで、業界別にみたBtoBマーケティングの特徴から最先端のマーケティング戦略の手法まで活発な議論が行われる勉強会となりました。
<当日の流れ>
・開会挨拶
・TSEP概要説明(10分)
・課題図書ダイジェスト(45分)
・休憩(10分)
・グループディスカッション(70分)
・各グループによる発表、投票、表彰(20分)
・次回勉強会の告知、写真撮影、閉会挨拶(10分)
・懇親会(60分)
<当日の様子>