ご案内:第29回ビジネス勉強会「働き方改革」(11月18日)
テーマ:働き方改革
課題図書:小室淑恵著『労働時間革命 残業削減で業績向上!その仕組みがわかる』
11月のビジネス勉強会のテーマは「働き方改革」です。
OECDの統計によると日本の総動労時間は1,713時間で世界22位となりましたが、先進国と比較してみると、イギリスの1,676時間、ドイツの1,363時間よりも高い数字となっています。アメリカの1,783時間と比較するとやや低い数字ですが、労働時間の短いパートタイマーの割合がアメリカでは13%である一方で日本では20%となっているため、パートタイマーを除く労働者の労働時間で見ると先進国の中で非常に労働時間が長い状態と言えるでしょう。また、厚生労働省の毎月勤労統計によると、一般労働者(常用労働者のうちパートタイムを除く労働者)の労働時間はほぼ横ばいで推移しておりますし、また総務省の労働力調査(実際に働いている人が答えた労働時間)と300時間ほどかい離があるとされており、総労働時間に加算されていないサービス残業が常態化しているのが現状です。
このような中、働き方改革に向けた動きが活発になってきています。
活発になった理由として下記があげれます。
- 電通の過労死自殺、NHK記者の過労死、ヤマト運輸の未払い残業代問題が世間をにぎわせた。
- 2016年3月末「働き方改革実現会議」にて「働き方改革実行計画」が政府で取りまとめられ、「罰則付き時間外労働の上限規制」が導入されることが明記された。従来、36協定で定められた時間外労働時間は大臣告示の強制力が無いものだったが、法規制により今後は1時間でも時間を超過すると罰則の対象となった。
- リクルートやアクセンチュアなど長時間労働が常態化している企業で「働き方改革」が実行に移された。
そこで今回のビジネス勉強会では「働き方改革」をテーマに取り上げ、企業が取り組むべき改革の方向性について徹底議論します。
課題図書は『労働時間革命 残業削減で業績向上!その仕組みがわかる』(小室淑恵)です。
著者は産業競争力会議の民間議員として長時間労働是正に向けた働きかけを行ってきた方で、本書では
・長時間労働の是正は様々な社会問題(少子化、要介護者の増加など)の解決につながること
・経営戦略として長時間労働の是正が求められること
・自治体や商社、人材派遣業界など幅広い業界での働き改革事例
などについて述べられています。
・働き方改革がなぜ必要となるのか?
・他社ではどのようにして働き方改革を実行しているのか?
といった点について、ご興味ある皆さま、奮ってご参加ください!
★申し込みは「こくちーず(無料告知サービス)」もしくは、Facebookにて受け付けております。参加をご希望の方は、以下のページより、お申し込み手続きをお願いいたします。
(こくちーずからの申込)
イベント申し込みフォームへ
(Facebookのイベントページからのお申し込み)
https://www.facebook.com/events/1931163217138980/
★また、本研究会に関するお問い合わせなどがありましたら、随時、以下のアドレスまでメールください。
tsepinfo@gmail.com
【日 時】11月18日(土) 14:00~16:30
※終了後、勉強会会場にて懇親会(立食形式)を行います
【場 所】法政大学 富士見坂校舎3階 F305,S306番教室
(JR総武線・都営大江戸線・東京メトロ『飯田橋駅』、
http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html
【参加費】勉強会:1,000円
懇親会:1,000円(講義室で開催)
【定 員】40名
【テーマ】働き方改革
【発表者】永井淳
【課題図書】労働時間革命 残業削減で業績向上!その仕組みがわかる
【キャンセル規程】
キャンセルをされる場合は、11月15日(水)までに、
【その他】
・参加者は事前に課題図書を読まれることを推奨します。
(レジュメによる解説を行いますので、
・当日は名刺交換を行いますので、ぜひ名刺をご持参ください(